JR大和路線「王寺」駅よりバス15分
- ラスパ西大和下車(14系統番号桜ヶ丘1丁目経由五位堂駅行き)
- ラスパ西大和下車(15系統番号上牧出合行き)
糖尿病の定義は「インスリン作用不足による慢性の高血糖状態を主徴とする代謝疾患群」です。
分かりやすく言い換えると、「インスリン(血糖値を下げるホルモン)が出にくかったり、効きにくかったりすることにより、一時的ではなく長期間、血糖値が高くなる病気の集まり」となります。
インスリンがどの程度出にくく、どの程度効きにくいか、その原因は何か、これが糖尿病の病態(病気の成り立ち)です。
病態によって糖尿病は次の4つに分類できます。
1型糖尿病
膵臓のβ細胞(インスリンを分泌する細胞)が破壊されることによって起こる糖尿病です。ほとんどインスリンは分泌されないため、治療にはインスリンが不可欠です。原因はよく分からない部分が多いのですが、生活習慣とは関係ありません。
2型糖尿病
他に分類されない糖尿病は2型糖尿病になりますが、ほとんどの患者さんはここに分類されます。遺伝素因も生活習慣も関係します。肥満傾向のある患者さんは減量により改善が期待できますが、痩せ型の患者さんは薬物療法が必要になることが多いようです。
その他の特定の原因による糖尿病
特定の原因遺伝子が判明している糖尿病(MODY、ミトコンドリア糖尿病など)はここに含まれます。膵臓の病気(膵炎、膵癌など)、内分泌の病気(クッシング症候群、先端巨大症、褐色細胞腫など)、肝臓の病気(肝硬変、肝癌など)は糖尿病の原因となります。またステロイドのような薬剤によっても糖尿病を発症することがあります。
妊娠糖尿病
妊娠時だけにみられる高血糖状態です。食事療法で不十分な際にはインスリンを用います。
糖尿病は合併症の病気です。網膜症は視力低下の原因となり、腎症は人工透析導入の原因の第1位です。末梢神経障害は下肢切断の危険要因です。動脈硬化が進行すると、脳梗塞や心筋梗塞発症の可能性も高くなります。合併症を起こさず、元気で長生きするために糖尿病の治療が必要になります。
食事運動療法は糖尿病治療の基本ですが、極端なことは必要ありません。適度でバランスの取れた食事、週に3回程度の運動が重要です。
肥満傾向のある患者さんは減量により改善が期待できますが、メトホルミン(インスリンの効果を高める薬)やSGLT2阻害薬(尿糖を増やす薬)などの薬剤を用いることもあります。
痩せ型〜中肉中背の患者さんの場合はインスリンの分泌を増やす薬剤が必要になることが多いようです。場合によってはインスリンを用いることもあります。インスリンは患者さんの膵臓のβ細胞の負担を減らすことができるので、低血糖のリスクを除けば理想的な薬剤といえます。
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